今のところ未定

なにを書こうか、考え中

#27 戦争の不完全さに考えさせられる『ヒトラーの忘れ物』

はいどうも、wiiです。
AmazonPrimeで高評価の映画、『ヒトラーの忘れ物』を観た。

ヒトラーの忘れもの(字幕版)

ヒトラーの忘れもの(字幕版)

  • 発売日: 2017/06/06
  • メディア: Prime Video

感想を残しておきたいのと思ったので、書き記しておく。

「どこ出身」とか「何歳」とか、個人には属性がある。
そして、その個人の印象を決めてしまう属性というものもある。
それがこの映画では「ドイツ軍」であり、極めて悪い印象を伴うことだった。
しかし、触れ合ってみれば年端のいかぬ子供であり、戦渦に巻き込まれ動員されただけのこと。

軍の手駒となったという事実だけで、憎むべき対象となるのか?
きれいごとでは、彼らには罪はなかったと言いたい。
従軍するしか選択肢がなかったのかもしれない。あるいは志望したのかもしれないが、ナチスによる洗脳行為の果てなのかもしれない。
このような考えは然もありなんではあるが、だからといって実働部隊を憎まないというのは人間には難しいのではないだろうか。
こんな無用な軋轢を孕む戦後処理のことを思うと、戦争という手段による闘争は非常に不完全であり、疎まれるべき行為なのだと思わされた。

また、属性による印象付けというのは短絡的であり、あくまで属性を併せ持った個人をフラットに見てその評価・印象を下すべきであるだろう。
先入観を持つのは当たり前ではある。自然なことだ。
自然で無自覚なことだからこそ、理性を以て正しい対応をできるようになることが望ましいのだと一層感じた。




帰ってきたヒトラー』も良い映画だったので、私の中で「ヒトラー」という単語を含む映画は当たり。
戦争がどれほど人の心をむき出しにし、いかに創作の題材として適したものか思い知らされる気分だ。

以上